【感想】処刑少女の生きる道(バージンロード) ―そして、彼女は甦る―


シリアスなまんがタイムきらら

※新刊が9月13日に発売するそうです


少し前に買って積んでいたやつを読みました。なんだかんだで最後までノンストップで読んじゃったぜ。

だいたいとしては、冒頭で書いたとおり主人公もヒロインも女の子で、恋愛要素の薄いゆるゆりを楽しむ感じの話。あと多分作者は完璧な百合厨だと思う。だって登場人物全員女性だし、物語冒頭でなろう主人公感を滾らせながら出てくる男は一瞬で死ぬ噛ませ犬だったし。

それはそれとして、あらすじからも分かる通り主人公(ヒロイン?)のアカリは時間を操る能力を持って例によってループモノ的な活躍をするんですが、ちょっと珍しいのは有りがちな「幸福な世界線を目指して!」じゃなく、「どうせ死ぬならメノウ(表紙の子)に殺されたい」っていう動機で殺されるためにループしてるのがヤンデレ的ですこ。

-----ここまでラブコメ的感想-----

-----ここからそれ以外の感想-----

全体的に厨二病くすぐる設定とか命名が多くてwktkするものの、アカリの時間操作能力が活躍するシーンも少なく、くすぐられてるだけで生殺し感がすごい。
(なんか異世界にすごい災厄をもたらしたらしい奴らの二つ名がめっちゃかっこいい。【塩の剣】とかわかりやすいカッコよさからズレてる感じがむしろ強キャラ感ぱなくてすこ)
ちなみにアカリの能力名は†純粋概念:時†←かっこいい


全体的な感想としては、「めっちゃ面白い作品の冒頭」みたいな感じ。早く最後まで読ませてくれよ...!

あ、最初にも書きましたが2巻が早速出るらしいです。百合すこ!って方は買いましょう。



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